RaspberryPi2+Volumio+CyberDrive DAC2016/06/14

 Volumio にDSDをDoPで再生できるオプションがあると聞いたので試してみました。


1,Volumio のインストール
Volumioのサイトからimgファイルを取ってきて、以前OpenELECインストールした時の手順でSDカードに書き込みました。ちょっと古い2GbytesのSDカードしかなかったのですが、なんとか入りました。

立ち上げるとrootファイルがおかしいみたいのがでてエラーになるので、でてきた指示に従い
ログインして(デフォルトのパスワードはvolumio)fsck を実行しました。

imgで入れるとSDカードの領域を全部使ってないので拡張します。
調べてみるとそのまま
sudo raspi-config
でできないみたいなので、raspi-config を修正します。

nano /usr/bin/raspi-config

do_expand_rootfs() ってところを探して

if [ "$PART_NUM" -ne 2 ]; then
この”2”を”3”に変えました。

sudo raspi-config
実行してメニュー画面の領域の拡張を選択。

Wifi,ライブラリの設定して終了。

2,CyberDrive CLARITY AURA DAC をつなぐ
DAC繋いでVolimio立ち上げて、PCのブラウザからhttp://volumio.local をアクセス
menuからPlaybackを選択すると
DAC繋ぐとAudioOutputがDriverとなってDACが勝手に選択されてました。

再生するとこんな感じです。
DSD、DFFファイルを再生してみると、ノイズまみれの再生音がでます。聴けたものではないです。
Fedora+MPDの時と同じでDSDからPCMにの変換でなにかDACに対応してないフォーマットにしてるのでしょうね。
Fedora+MPDの時と同じ同じようにmpd.confにformat追加すれば良さそうな気がします。
ただ設定にresamplingの項目があるので、これの動きを調べてからの方がよさそうです。

ちなみに24bit 384kのPCMファイルを再生した時もこんな感じになってました。
このDAC PCMは24bit 192kまでなのでもともと再生できないんでしょうが、再生しようとしないでほしいですね。DACが何処までできるとういう情報がアプリに間違って伝わってるか、もとからそんな手段はないとかなんですかね。


では、目的のDoPオプションをオンにしてみます。
DSDoverPCMの項目をyesにします。
DSD,DFFファイルを再生すると、きれいに再生できます。

ただし、DSD256ファイルは一切再生できません。(再生状態にならない)
DACのSpec見るとDoP128までとあるので、そうなのかもしれません。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
CLARITY AURA DAC spec
DSD NATIVE-64/128/256
DoP-32/64/128
PCM-192KHz/24bit
SNR-112db
FREQUENCY RESPONSE-5KHz-384KHz
THD+N-0.085%
POUT-40mW 16Ω
HEADPHONE AMPLIHFIER-DirectDrive
SUPPORTS-UAC2.0/HID/DFU
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

あとレートの高いのはたまにプチっといったりします。NAS上のファイルを再生してるせいかもしれません。

それでVolumioの中身はMPDなので、実際の設定がどうなっているか興味があったので、Volumioにコマンド送って調べてみると
/etc/mpd.conf
audio_output {
type                  "alsa"
name "Output"
device "hw:0.0"
mixer_control "iAP Interface"
mixer_device "hw:0"
dop         "yes" DoP オンにすると"yes"になる
}

また、DSD128再生時は
$ cat /proc/asound/Driver/pcm0p/sub0/hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S32_LE
subformat: STD
channels: 2
rate: 352800 (352800/1)
period_size: 32768
buffer_size: 131072

家でゆっくり音楽鑑賞するにはいいシステムかもしれませんね。

3,AirPlay
iPod TouchでAirPlayできます。デフォルトのプレイヤーだけでなくHF PlayerでもAirPlayできるんですね。



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