Zenfone selfie + PCM2704 DAC2016/06/07

Zenfone Selfieは、USB On The Goが使えるとあったのでOTGケーブルを買って試してみました。
¥800くらいの給電(最初スマホに充電できるのかと思ってた)もできるというのを買ってみました。iPod TouchにDAC繋ごうとするとカメラアダプタとやらを¥3500くらい出さないのと比べるととても安いです。(給電なしのだと¥350くらいでもっと安い)

以前にPCM2704 DACキットを作ったので、これをつないでみました。
繋ぐとすぐに音声がこっちに切り替わるようで、操作音がヘッドホンから聞こえます。
早速ONKYOのプレーヤー(無料版)で再生したら、鳴りました。
shureのでかいヘッドホンで試したので、いい音の様な気がします。


次にDigiFiという雑誌の付録の同じくPCM2704搭載のDACをつないでみました。
しかし、繋いでも何の音もしないし、基板についてるランプもつきません。
もしかしてDigiFiの方は、ラインアンプとヘッドホンアンプのICが付いているので、電力が足りないのかと思い、
OTGケーブルの給電ラインにモバイルバッテリーを繋いでみました。
すんなり鳴ってくれました。音がでかいです。ボリュームのスイッチが基板についているのですが、効かないです。


ちょっと配線がゴチャゴチャですが、Shure SRH840とかのハイインピーダンスのヘッドホンだとヘッドホンアンプ通した方が音がいいですね。お金があったらもっとちゃんとしたハイレゾのヘッドホンアンプ欲しいとこですが。。。

CyberDrive CLARITY FEATHER DAC2016/06/09

ハイレゾのDACで安いのを物色していたら、CyberDrive CLARITY FEATHER DAC がamazon で¥6400の50%OFFの¥3200だったので、すかさずポチリました。DSD256対応でこのお値段すごい(怪しい)気がします。
午前中に発注したら、その日の夜に届きました。最近では珍しく早かったです。


シンプルな梱包です。本体以外付属品はありません。

本体もシンプルで小さいです。USBメモリみたいです。音量のアップタウンしかボタンはありません。USB端子にカバーが付いてます。

裏です。

早速Zenfone SelfieにOTG ケーブルで繋いでみました。以前、PCM2704 DACの時のようにすぐに認識されてシステム音とかが鳴るようになります。
Onkyo HF Playerで再生してみました。
普通に再生できます。巷では電源投入後に音量MAXになるとかありましたが、音もそんなに大きくもなくDACのボタンで上げ下げもできるようです。改善したんですかね?
そこでHF Playerに内蔵されているDriverに切り替えてみました。
無料版なので、いろいろ機能が制限されますとダイアログがでます。
再生はできるのですが、再生しながらほっとくと画面が消えてスリープになりますが、その時点でDACへの電源が切れるようでDACのLEDが消えて音がでなくなります。スリープ解除するとDACを切り替えた時の画面がでてきます。
HF PlayerのDriverにしなければこんなことにはなりません。
どっか設定するとかで改善できるんですかね?
¥1000出すとアップサンプリング機能だとかが使えるようになって興味がありますが、スリープで再生続行できないんじゃつかえないですよね。
あと、CPUが2GHz以上じゃないと駄目とかいってるので、Zenfone Selfieは1.5GHz なのでイマイチ購入にふみきれないです。。
追伸:HF Playerの常にスクリーン オンにすると、ほっておいてもずっと再生します。が、バッテリの持ちが心配ですね。

で、せっかくDSDが再生できるDACなので試してみたかったので、パソコンに繋いでためしてみました。
再生できるアプリを調べていたら、Foobar2000というのが良さそうだったのですが、Windows専用アプリです。
うちにはMacとFedoraしかないので、FedoraのWineにインストールすることにしました。

FoobarのサイトからインストールEXEファイルをダウンロードして、Wineプログラムローダーでインストールしました。


立ち上がりました。とりあえずライブラリの場所を設定したりします。

ネットを見ていると WASAPI というものを入れるべしとあったので、
FoobarのメニューのFile > Preferencesを開いてComponents をつつきます。
下に方に青い文字で"Get more components"ってのをつつくとブラウザでFoobarのサイトのコンポーネントのページに飛びます。WASAPI output support ...というのを選択してインストールします。
入れた直後は、unknown ...となっていてそれを選択applyすると一度再起動します。

File > Preferences でplayback->output でcyberdraiveのDACを選びます。

一応DACから再生されます。普通にいい音です。良し悪しはわかりません。

DSDを試してみたいので、只でサンプルみたいのがないかなと探してみました。
iriverさんのサイトにいいのがありました。
http://www.iriver.jp/products/product_94.php#5

早速再生してみましたが、unknown format とかでて駄目です。どうやら WASAPI を入れた時みたいにコンポーネントを追加しないといけないみたいです。
調べたら以下みたいのがあったので参考にしました。
http://download.yamaha.com/api/asset/file/?language=ja&site=jp.yamaha.com&asset_id=60048
これのSuper Audio Decoder コンポーネントのインストールを参考にしました。


一応再生しました。でも本当にDSDをそのままDACに送ってるのか、DSDを何かに変換してDACに送ってるのかよくわかりません。再生した音はすごくいい音に聞こえますが。。。音って極めて主観的なものなのでコメントは控えさせていただきます。(自分の耳はもう年寄りで高域かなり落ちてると思われますし。。)

レビューとかに無音時にホワイトノイズがひどいとかありましたが、自分にはまったく気にならず他の機器とかわらないと思います。もしかするとDACの音量が最大になってるとか、元の音出してる方がノイズってるとかあるんじゃないですかね。

追伸:
しばらく無音でほっとくとLED消えるのでミュートだか省エネモード?とかになってるんですかね?
音楽をポーズして3秒くらいするとLED消えるみたいで、ポーズ解除するとすぐにLEDついて違和感なく(あくまで主観)音楽がなります。
あと、さわると結構暖かいです。

追伸:
DACについてるボリュームボタン結構細かにアップダウンします。押し続けると連続してアップダウンできます。
これ結構気に入ってます。スマホの音量ボタンってひと押しで結構変わってしまうのでこっちのほうがいいですね。

追伸:
foobarについてネットで調べてみると、PCMに変換してました。
File > Preferences にtoolsという項目があり、そこにsacdってとこをつつくとPCM DSDの切り替えがありました。
これがPCMになってました。これをDSDにするとエラーがでて再生されません。outputをDSDxxxというのに切り替えても
だめで、何かしらcyberdriveのDAC用のドライバがいるのかもしれません。
DoPならまだしもPCMにしたらDSDの意味無いですよね。アナログチックにならないし。。
DSDネイティブの道は遠いかも。。

MPDでCyberDrive CLARITY FEATHER DACを使ってみる2016/06/11

Fedora の Wine上のFoobar200 でCyberDrive の DACをDSDネイティブで鳴らそうとしてましたが、
ASIO入れてCyberDriveからWindows用のドライバをインストールしようとしたらエラーになってしまいました。
とりあえず断念しました。そんな面倒なことしなくてもMPDでいけそうなのをネットで見たのでやってみました。
 
 mpd --version で再生可能ファイルを見てみると、dff dsf とあります。

$ mpd --version
Music Player Daemon 0.19.14

Copyright (C) 2003-2007 Warren Dukes <warren.dukes@gmail.com>
Copyright (C) 2008-2014 Max Kellermann <max@duempel.org>
This is free software; see the source for copying conditions.  There is NO
warranty; not even MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.


Database plugins:
 simple

Storage plugins:
 local

Decoders plugins:
 [mad] mp3 mp2
 [vorbis] ogg oga
 [oggflac] ogg oga
 [flac] flac
 [opus] opus ogg oga
 [audiofile] wav au aiff aif
 [dsdiff] dff
 [dsf] dsf
 [faad] aac
 [wavpack] wv
 [modplug] 669 amf ams dbm dfm dsm far it med mdl mod mtm mt2 okt s3m stm ult umx xm
 [mikmod] amf dsm far gdm imf it med mod mtm s3m stm stx ult uni xm
 [ffmpeg] 16sv 3g2 3gp 4xm 8svx aa3 aac ac3 afc aif aifc aiff al alaw amr anim apc ape asf atrac au aud avi avm2 avs bap bfi c93 cak cin cmv cpk daud dct divx dts dv dvd dxa eac3 film flac flc fli fll flx flv g726 gsm gxf iss m1v m2v m2t m2ts m4a m4b m4v mad mj2 mjpeg mjpg mka mkv mlp mm mmf mov mp+ mp1 mp2 mp3 mp4 mpc mpeg mpg mpga mpp mpu mve mvi mxf nc nsv nut nuv oga ogm ogv ogx oma ogg omg opus psp pva qcp qt r3d ra ram rl2 rm rmvb roq rpl rvc shn smk snd sol son spx str swf tak tgi tgq tgv thp ts tsp tta xa xvid uv uv2 vb vid vob voc vp6 vmd wav webm wma wmv wsaud wsvga wv wve
 [pcm]

Output plugins:
 shout null fifo pipe alsa ao oss pulse jack httpd recorder

Encoder plugins:
 null vorbis opus lame wave flac

Archive plugins:
 [bz2] bz2
 [zzip] zip

Input plugins:
 file alsa archive curl ffmpeg mms cdio_paranoia

Playlist plugins:
 extm3u m3u pls soundcloud cue embcue

Protocols:
 file:// http:// https:// mms:// mmsh:// mmst:// mmsu:// gopher:// rtp:// rtsp:// rtmp:// rtmpt:// rtmps:// cdda:// alsa://

で、USB DACで鳴らすべく /etc/mpd.conf を書き換えました。
今までは pulseaudio だけ有効にしてましたが、
#
# An example of a pulseaudio output (streaming to a remote pulseaudio server)
#
audio_output {
type "pulse"
name "My Pulse Output"
## server "remote_server" # optional
## sink "remote_server_sink" # optional
}

以下を追加しました。
audio_output {
type "alsa"
name "My ALSA Device"
device "hw:4,0" # optional
## mixer_type      "hardware" # optional
## mixer_device "default" # optional
## mixer_control "PCM" # optional
## mixer_index "0" # optional
}

device "hw:4,0" はDACの番号です。以下のコマンドで調べました。
$ cat /proc/asound/cards
 0 [SB             ]: HDA-Intel - HDA ATI SB
                      HDA ATI SB at 0xfbcf4000 irq 16
 1 [HDMI           ]: HDA-Intel - HDA ATI HDMI
                      HDA ATI HDMI at 0xfbdbc000 irq 29
 2 [UCAMDLK130T    ]: USB-Audio - ELECOM UCAM-DLK130T
                      ELECOM ELECOM UCAM-DLK130T at usb-0000:00:13.2-1, high speed
 3 [Audio          ]: USB-Audio - YAMAHA AP-U70 USB Audio
                      YAMAHA Corporation YAMAHA AP-U70 USB Audio at usb-0000:00:12.1-1, full speed
 4 [Driver         ]: USB-Audio - Cyberdrive Audio Driver
                      Cyberdrive Cyberdrive Audio Driver at usb-0000:00:13.2-3, high speed

おきまりのMPDデーモンのリスタートをして、MPDクライアントを立ち上げます。
#systemctl restart mpd
MPDクライアントは Gnome Music Player Clientを使いました。
メニューのMusic->設定のServer Settings でALSAに切り替えます。

これはメニューのServerからも切り替えられます。
すんなりと再生できました。ただこのDSD256のものはたまにブツッと音がとぎれたりします。

DSD256でないものは手元のものはすべてきれいに再生できました。

でもこれで本当にDSDネイティブで再生してるのかよくわかりません。DACにインジケータないですし。。
PCMにデコードされてたりして。。。

追伸:DSD再生してるときの状態をみてみました。
どうもPCMになってるっぽいですね。
MPDのユーザーマニュアルだとDSDの再生方は3通りあって
1,DACが対応していれば自動でDSDネイティブで再生
2,DoPはDACが対応してるかどうか判別する手段がないのでオプション設定すればそれで再生
3,最終手段としてPCMに変換再生
みたいなことが書いてあるようです。
他のDSD対応DACだとSPECIALのところにDSD_XXXみたいなのがあるみたいです。
ドライバがこのDACに完全には対応してないのかもしれないですね。

$ cat /proc/asound/card4/stream0 
Cyberdrive Cyberdrive Audio Driver at usb-0000:00:13.0-3, full speed : USB Audio

Playback:
  Status: Running
    Interface = 1
    Altset = 1
    Packet Size = 582
    Momentary freq = 96002 Hz (0x60.0080)
    Feedback Format = 18.14
  Interface 1
    Altset 1
    Format: S24_3LE
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000
  Interface 1
    Altset 2
    Format: S16_LE
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000
  Interface 1
    Altset 3
    Format: SPECIAL
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000

CyberDrive CLARITY FEATHER DACその後2016/06/12

海貝音楽
cyberdriveのホームページ見ていたら、androidのアプリで只でDSDをネイティブ再生できるというのがありました。
http://cyberdrive.audio/blogs/support
HiByMusic というアプリです。こっちは英語版なんですかね?
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hiby.music&hl=en
インストールすると 海貝音楽 ってなってます。日本語用なんですかね?メニューの日本語変ですね。こんなんだったら英語でいいのに、英語版はインストールできないみたいです。

設定にPCM、DoP、nativeとあり、最初はDoPになってました。
早速再生してみると、DSFファイル鳴りました。DoPからnativeに切り替えても再生できました。
これはいいと思いしばらく聞いていたら、突如音が消えて再生できなくなりました。
DAC外してもう一度やってみると、すごいノイズしか出ません。DoPに切り替えると無音。PCMにすると再生できます。
DSD、DFF以外のファイルは普通に再生できます。その後アプリ入れなおしたり、スマホ再起動したりしましたが同じ症状でした。
それで今まで普通に再生していた、Fedora PC+MPD(DSD->PCM)でもDSDファイルを再生してみたらノイズまみれの再生音しかしなくなりました。DSD、DFF以外は普通に再生できます。

この症状をamazonさんにお知らせしたら、返品になってしまいました。(情報が欲しかっただけなのに。。amazonさん直で扱ってるのではないと理由で、欲しい場合はもう一度発注してくださいと。。)

で、すかさず今度はAURA DACの方を発注しました。
こっちはOTGケーブルいらないし、PCに繋ぐ変換コネクタも付いているので。


Zenfone Selfieに繋いで、HiByMusic アプリで再生してみました。
DSDファイルを再生してみると、音がしません。DSD再生の設定は最初DoPになってました。
で、Zenfoneのボリュームをどんどん上げて最大にするときれいに再生できました。

nativeはどうかと調べると、爆音ノイズです。DACの音量下げてZenfoneのボリュームを最大にすると
きれいに再生できます。
とにかくDSD再生(DoP,native)する場合はスマホの音量ボタン押してMaxしないといけないみたいです。(スマホにUSBマークの付いたスライドバーのダイアログがでます)DACで音量調節。

なんか使い方が悪かっただけで、返品したFEADER DACも正常だった気がします。何もしないで再生できてた時が普通じゃなかったのかもしれません。

問い合わせた時にこういう情報をもらえれば良かったと思います。まあamazonの商品ページに親切な方がレビューに記載されてたんですけど。。。

ただHiByMusic でのDSDネイティブ再生は危険ですね。手順を守らないと爆音ノイズを聴くはめになってしまいます。
DACの電源が切れる度そうなるみたいです。アプリがこのDAC使いますか?的なダイアログでるとスマホ側の音量がMaxになってない。
DoPにしておけば最初ほとんど無音なのでこっちのほうがいいかもしれません。
でもこのHiByMusicほっといて音楽聞いてるとスリープになってずっと再生できません。
¥1000だしてonkyo HF Playerだとこんなことないのかもしれませんね。

◯FedoraPC + MPD
以前DSD->PCMで再生できていたFedoraPC+MPDに繋いで試したところ
Feather DACの時のようにノイズまみれで再生するようになってしまいました。
ですが何回か抜き差ししたりいろいろやってるときれいに再生することがありました。

その時のhw_params
ノイズまみれで駄目な場合
$ cat /proc/asound/Driver/pcm0p/sub0/hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S32_LE
subformat: STD
channels: 2
rate: 48000 (48000/1)
period_size: 6000
buffer_size: 24000

$ cat /proc/asound/card4/stream0
Cyberdrive Cyberdrive Audio Driver at usb-0000:00:13.2-3, high speed : USB Audio

Playback:
  Status: Running
    Interface = 1
    Altset = 2
    Packet Size = 32
    Momentary freq = 47995 Hz (0x5.ffd8)
    Feedback Format = 16.16
  Interface 1
    Altset 1
    Format: S32_LE
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 176400, 192000, 352800
    Data packet interval: 125 us
  Interface 1
    Altset 2
    Format: S16_LE
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 176400, 192000, 352800
    Data packet interval: 125 us
  Interface 1
    Altset 3
    Format: SPECIAL
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 176400, 192000, 352800
    Data packet interval: 125 us

ノイズなく再生してる場合
$ cat /proc/asound/Driver/pcm0p/sub0/hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S24_3LE
subformat: STD
channels: 2
rate: 96000 (96000/1)
period_size: 12000
buffer_size: 48000

[sato@rsv4 music]$ cat /proc/asound/card4/stream0
Cyberdrive Cyberdrive Audio Driver at usb-0000:00:13.0-3, full speed : USB Audio

Playback:
  Status: Running
    Interface = 1
    Altset = 1
    Packet Size = 582
    Momentary freq = 96002 Hz (0x60.0080)
    Feedback Format = 18.14
  Interface 1
    Altset 1
    Format: S24_3LE                  <-----S32_LE になってると駄目みたい
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000
  Interface 1
    Altset 2
    Format: S16_LE
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000
  Interface 1
    Altset 3
    Format: SPECIAL
    Channels: 2
    Endpoint: 1 OUT (ASYNC)
    Rates: 44100, 48000, 88200, 96000

DAC繋いだ時にDACの情報取得を間違えるんですかね?
駄目になっている状態の方が多いので、MPDの設定を強制的にDACのスペックの最大値(24bit 192KHz)にしてみました。

エディタで/etc/mpd.confにformatを追加しました。
audio_output {
type "alsa"
name "Cyberdrive Dac"      <-わかりやすいように名前かえました。なんでもいい。
device "hw:4,0"
format "192000:24:2" # optional
}

ノイズなく再生できました。
6月14日

RaspberryPi2+Volumio+CyberDrive DAC2016/06/14

 Volumio にDSDをDoPで再生できるオプションがあると聞いたので試してみました。


1,Volumio のインストール
Volumioのサイトからimgファイルを取ってきて、以前OpenELECインストールした時の手順でSDカードに書き込みました。ちょっと古い2GbytesのSDカードしかなかったのですが、なんとか入りました。

立ち上げるとrootファイルがおかしいみたいのがでてエラーになるので、でてきた指示に従い
ログインして(デフォルトのパスワードはvolumio)fsck を実行しました。

imgで入れるとSDカードの領域を全部使ってないので拡張します。
調べてみるとそのまま
sudo raspi-config
でできないみたいなので、raspi-config を修正します。

nano /usr/bin/raspi-config

do_expand_rootfs() ってところを探して

if [ "$PART_NUM" -ne 2 ]; then
この”2”を”3”に変えました。

sudo raspi-config
実行してメニュー画面の領域の拡張を選択。

Wifi,ライブラリの設定して終了。

2,CyberDrive CLARITY AURA DAC をつなぐ
DAC繋いでVolimio立ち上げて、PCのブラウザからhttp://volumio.local をアクセス
menuからPlaybackを選択すると
DAC繋ぐとAudioOutputがDriverとなってDACが勝手に選択されてました。

再生するとこんな感じです。
DSD、DFFファイルを再生してみると、ノイズまみれの再生音がでます。聴けたものではないです。
Fedora+MPDの時と同じでDSDからPCMにの変換でなにかDACに対応してないフォーマットにしてるのでしょうね。
Fedora+MPDの時と同じ同じようにmpd.confにformat追加すれば良さそうな気がします。
ただ設定にresamplingの項目があるので、これの動きを調べてからの方がよさそうです。

ちなみに24bit 384kのPCMファイルを再生した時もこんな感じになってました。
このDAC PCMは24bit 192kまでなのでもともと再生できないんでしょうが、再生しようとしないでほしいですね。DACが何処までできるとういう情報がアプリに間違って伝わってるか、もとからそんな手段はないとかなんですかね。


では、目的のDoPオプションをオンにしてみます。
DSDoverPCMの項目をyesにします。
DSD,DFFファイルを再生すると、きれいに再生できます。

ただし、DSD256ファイルは一切再生できません。(再生状態にならない)
DACのSpec見るとDoP128までとあるので、そうなのかもしれません。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
CLARITY AURA DAC spec
DSD NATIVE-64/128/256
DoP-32/64/128
PCM-192KHz/24bit
SNR-112db
FREQUENCY RESPONSE-5KHz-384KHz
THD+N-0.085%
POUT-40mW 16Ω
HEADPHONE AMPLIHFIER-DirectDrive
SUPPORTS-UAC2.0/HID/DFU
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

あとレートの高いのはたまにプチっといったりします。NAS上のファイルを再生してるせいかもしれません。

それでVolumioの中身はMPDなので、実際の設定がどうなっているか興味があったので、Volumioにコマンド送って調べてみると
/etc/mpd.conf
audio_output {
type                  "alsa"
name "Output"
device "hw:0.0"
mixer_control "iAP Interface"
mixer_device "hw:0"
dop         "yes" DoP オンにすると"yes"になる
}

また、DSD128再生時は
$ cat /proc/asound/Driver/pcm0p/sub0/hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S32_LE
subformat: STD
channels: 2
rate: 352800 (352800/1)
period_size: 32768
buffer_size: 131072

家でゆっくり音楽鑑賞するにはいいシステムかもしれませんね。

3,AirPlay
iPod TouchでAirPlayできます。デフォルトのプレイヤーだけでなくHF PlayerでもAirPlayできるんですね。