GnuRadio2025/07/20

SDR++でラジオが聴けるようになったので、信号処理のブロックを並べてラジオが作れるというGnuRadioを使ってみました。
GnuRadioのサイト(GNU Radio)ではWindowsは Radioconda をインストールせよとあったので、
radioconda-Windows-x86_64.exe をインストールしました。

↑この画面で結構待たされました。


Radiocondaを使うと以下のものがインストールされるようです。
・Digital RF
・GNU Radio (including an increasing list of out-of-tree modules)
・gqrx
・inspectrum
これだけで使えるようになりました。
ネットの情報を色々見て作ってみました。ネット情報だと最初のrtl-sdr sourceが、osmosdrを使っていることが多いのですが、最初FedoraでGnuRadioを使って動かしたら、なぜかosmoではエラーになってしまったので、soapysdrを使いました。これをそのままWindowsで動かしました。
Windowsではosmosdrも問題ないです。




SDR ラジオ2025/07/18

以前に仕事でTV信号の復調処理のDSPプログラムをやったことがあって、ソフトウエアラジオに興味を持ちました。でアマゾンで Nooelec RTL-SDR v5 SDR - NESDR SMArt を¥6695で買ってみました。

ドライバーのインストールは製品のサイトにある通り行いました。が、説明とちょっと違って、optionでall devideを選択しなくてもNooelec SMArt v5が出てきました。画像はインストール後です。最初は左のDriverが"none"でした。

最初デバイスマネージャーは"!"でした。
試しにSDR++を動かしてみました。
サイトからZipファイルをダウンロードして解凍EXEファイルをつつくだけで起動しました。
ですが、適当な場所からだと周波数の文字が小さくなってしまったので、サイトにあったマニュアル通りに C:\SDRPPフォルダを作ってすべてのファイルをここに入れました。

FMを聞くには
source:RTL-SDR
direct sampling:disable
あとゲインの設定やら、ラジオにはあまり詳しくないので、適当に画像のような設定でなんとか聞くことができました。
パソコンに近いとノイズが乗るようなので、100均で買ったUSB延長ケーブルでつなぎました。
最初問題があるかと思いましたが、今のところ受信状態は良好です。
アンテナはアリエクスプレスで買ったYouLoopというもののまがい品です。

動作環境
OS:Windows11
パソコン:GMKtec K8 Plus
N100搭載のミニPCでも動きましたが、ウインドウを切り替えたりすると音が途切れました。

foobar2000 V2 でDSD アップサンプリング (続き)2023/11/11

PCMからDSDにアップサンプリングするDSD Processor がV1.3.0 になっていたので、入れてみたところ、以前とは機能と役割が違うということで、設定の変更が必要でした。Helpにあるcheck for  updated components では更新されなかったので、最近新しいのがあることに気が付きました。
以前はToolsの中にあったのがDSP ManagerでDSPのカテゴリに入りました。
ただ問題があります。チリチリとノイズが入ります。私の環境だけかもしれませんが。。あまり使う気がしませんが、良い点も。以前はブラウザ見たりといろいろ操作すると、音が途切れたりしていましたが、このバージョンは大丈夫なようです。
とりあえず設定。
Tools->SACD 前と同じにType->DSD,DSD Processor->DSD Processor

DSP Manager でDSD Processer を +。

...を押してOutput->DSD256,SDM TypeをAに、どれがいいかはわかりませんが、何か設定しないと変換されませんでした。

変なノイズが直ればいいんですが、他にいろいろ試したいと思っています。
追伸:Super Audio CD Decoder 1.5.10 (foo_input_sacd) (2023-11-15)、DSD Processor 1.3.2 (foo_dsd_processor) (2023-11-15)にアップデートしたところ、チリチリノイズはなくなったようです。2023/11/16
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仕様PC Spec
beelink U59
プロセッサ:Intel(R) Celeron(R) N5095 @ 2.00GHz   2.00 GHz
実装 RAM 16.0 GB
OS:Windows 11 Pro 23H2
DAC:SMSL C200
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foobar2000 V2 でDSD native再生2023/06/18

気になっていたfoobar2000 のバージョン2を試してみました。
今までのバージョンは壊したくなかったので portable でインストールしました。
これだと任意の場所にインストールされるので、今までのものに影響しないそうです。

DSD再生には以前のバージョン同様の方法でコンポーネントをインストールしました。
SACDのコンポーネントのバージョンは以前入れたのと同じでした。
foo_dsd_processor
foo_input_sacd

SACDの項目を以前と同じくDSDに

Outputですが、以前はASIOコンポーネントを入れたのですが、foobar2000 Wiki for japanese user には排他モードを使うことを推奨しているようなので、ASIOコンポーネントを入れずに exclusive を選びました。
ちなみにDACはSMSL C200 で SMSL USB DAC [exclusive] を選択。

これでDSDファイルが再生しました。
C200はDSD256再生で”256”と表示されます。

SMSL XMOS DAC Driver のステータス

DSDアップサンプリングも以前の設定でできるようです。
ですが、以前の見た目を変えるスペアナやカバーフロー風なコンポーネントは使えないようです。

2023年6月20日 追伸
64bit用のコンポーネントにいろいろありました。


foobar2000でDSD アップサンプリング2023/06/08

スマホで音楽聞くときはOnkyo HF Playerを使っていて、DACにつなぐときは、DSDアップサンプリングを使っています。この機能をfoobarでもできないか調べたところ、設定変更でできることがわかりました。
また最近SMSL C200というDACを買ったので、これを使って設定してみました。
ドライバは SMSL IQ の時に入れたものをそのまま使用しました。そもそもC200のWebページからドライバを取ってきました。

SMSL C200 アマゾンでセールの時に\23199で買いました。

DSDアップサンプリングの設定 foobarはまだV2にはしていません。
Preference SACDの設定でDSD Processorの項目をNONEからDSD Processorに変更。

Use DSD Processor チェックボックスをチェック。
変換したい周波数(Input)のOutputの項目を変換したいフォーマットに変更。
SDM type をA-Dの中から選択。SDMはシグマデルタ変調ですかね?A-Dはフィルタの種類らしいですが、不明なのでAを選んでおきました。

とりあえず使いそうなところ変換設定。

DACによってはサンプリング周波数が切り替わるとミュートがかかって、曲の冒頭が欠けることがありますが、これで全部を統一すれば連続再生時は問題なさそうです。
DSD512も試しましたがエラーと表示されました。
とりあえず音跡切れもなく使えそうです。

ただC200ではDSDだと停止やポーズ、選曲で一旦周波数が切り替わってしまうので頭が欠けます。
その周波数で無音を頭に入れれば問題解決できそうですが、そのうち調べようかと。。
追伸
とよく見たら改善しそうなオプションがありました。
これにしたら曲飛ばしたときの頭欠けが気にならなくなりましたが、完全ではないです。

※ 音楽ファイルをネットワークストレージに入れていたため、ネットアクセスで音が途切れることがありました。特にDSDファイルは大きいので注意。