Volumio2 + CyberDrive RaspberryPi2017/01/03

あけましておめでとうございます。

以前、Raspberry Pi 2 にVolumio を入れてCyberdrive のDACでハイレゾ再生しましたが、
Volumio 2 というものが出ていたので、試してみました。
Volumioの時は 2GのmicroSDで足りていましたが、volumio2では足りないので8Gのものにインストールしました。
インストール方法は以前と同様です。
updateはシステム設定からWeb経由でできるようになりました。現時点でのバージョンは2.041です。

なんだか小綺麗になりました。ジャケット表示もできるようです。

設定が以前より少なくなってしまいました。

DSDも再生してみました。Raspberry Pi に繋いだUSB HDDに入れてあるファイルです。
で、音楽ファイルは大量にあるので、MacMiniの外付けハードディスクに入れてます。
ファイル共有でLibreelecのVideoとかもこれに入れて使えているので、これをネットワークストレージとして登録します。
設定のマイミュージックから新規ドライブを選択して、情報を入力して登録。(sambaにアクセスするのと同じ情報です)

ライブラリを更新するために再スキャンするのですが、ファイル数によりますが、ものすごい時間がかかります。

Wifiドングル( http://amzn.to/2i4IM2g )でネット接続していますが、ネット越しだとDSD再生は厳しいようです。
音が途切れます。24bit96k PCMとかは問題ないです。

ちなみにDSDに対応していないDAC(PCM2704)でDSDファイルを再生するとPCMに変換して再生されます。
DoPをONにすると、対応していないので当然ですが、Errorメッセージが出て再生できません。
DSDの11.2MHzのものはPCMへの変換負荷が大きいようで、音が途切れます。

DSDファイルはLibreELECでもPCM変換されて聞くことができるので、イマイチVolumioを積極的に使う気にはなりません。(ただしDSD64まででそれ以上は音が途切れます。Raspberry Pi3だと結構いけるんですかね?)それにDSD音源あんまり持ってないし。。
操作も他の機器のブラウザからしなければならないし、操作性も良くないので、DSDをDoPで聞くくらいしかメリットないような気がしてます。

●LibreELECの歌詞表示

最近はLibreELECの歌詞表示機能が改善されて、ものによってはカラオケみたいに自動スクロールします。行単位ですが
色も変わります。

以前はMacのiTunesで音楽聴いていたのですが、iTunesだとflacやDSD、DSFに対応してないし、歌詞表示ウィジェット機能が使えなくなったので、iTunesのライブラリをファイル共有してLibreELECで聞くようになってます。
歌詞表示ウィジェットが歌詞をネットから探してきて、ファイルに埋め込んでくれて便利だったのですが、
今は定番アプリのLyrics Masterを使ってiTunes連携で歌詞埋め込んでますが、flac再生できないので残念なんですよね。

最近のApple、いまいちな感じです。MacBookをSierraにアップデートしたら、たまにですけど画面硬直しておかしくなるし、自分にとってはさして使わない機能が増えて、今までの機能がおろそかになってて次はもう買わないかもしれないです。Linuxのノートが欲しいかもです。
iPod touchも古くなってOSアップグレードから見放されたし、新しいのを買おうにも高いですよね。
Zenfone Selfieが¥27000で買えて、電話もできて、SDカード128Gbとかつけたらたくさん音楽入れられて、
¥3500もするカメラアダブターなんか使わなくてもハイレゾ対応DACはつけられるし、Appleから遠のいていく一方です。
AppleはPowerMac viから使っていて好きなんですけど、残念です。

2017年2月8日
Sierra にしたMacBook Safariが大量にメモリを食うらしくて、全体の動きがカクカクになってどうしようもないので、
OSの再インストールしました。
再起動してControl+Rでメニューが出てくるので、指示にしたがって入れ直したところ、まともになったようです。 

CyberDrive DAC + Onkyo HF Player2017/01/06

●Onkyo HF Player
音楽聴くときにはこのアプリばかり使うようになったので、¥1000でアンロックアプリを買いました。
初めてアンドロイドアプリを購入しました。

○DSD
DSDを聴くときの注意点は、スマホの音量を最大にすることです。でないと音が出ません。音量調整はDACで行います。
スマホは、Zenfone Selfie ,DACはCyberDrive CRARITY FETHER DACです。

設定:DSDの出力形式がDoPなっていて気になったのですが、

”ダイレクト転送”というのがDSDネイティブっぽいのですが、選択できません。
このDACの謳い文句は
  • ネイティブ DSD 256 & PCM 192KHz/24bit をサポート
なんですけど。。なんで? 仕方ないのでDoPで。

1,DSD64
アンロックアプリ買う前はPCMに変換されて再生されてましたが、そのまま再生します。

2,DSD128
普通に再生されます。

3,DSD256
PCMになってます。問題なく鳴りますけど。
Raspberry Piに繋いだ時もそうでしたが、DoPだどDSD256はダメなのでPCMに変換されるんですかね?

○DSDリアルタイム変換
下位のフォーマットのものをDSDに変換する機能だそうです。
同じフォーマットやそれ以上のものはそのまま再生されます。


色々と試してみましたが、DSD5.6MHz以上はZenfone Selfieだと音が途切れます。(オクタコアMax1.5G CPUです)
他のアプリを起動しなければ、DSD5.6MHz変換までは使えそうですが、DSD2.8MHz高精度までが実用的な感じです。
ただ電池の消耗が激しいです。

ちなみにDSD2.6MHzリアルタイム変換だとDSD256がDSD64に変換されました。

○アップサンプリング
オンにするとDACの対応している一番高い周波数にアップサンプリングします。
単にオンすると
整数倍の周波数にアップサンプリングされます。

48kモードにするとこのDACだと最高値の192KHzにアップサンプリングします。
44.1KHzの場合
48KHzの場合
96KHzの場合

DSDリアルタイム変換もアップサンプリングもエコー成分が増すというか、楽器それぞれが明快になるというか、透明感?解像感?がよくなる感じがします。特にDSDリアルタイム変換の方がより強く感じられます。最近リマスタリングで流行ってますが、音圧が上がった感じもします。
まあもうジジイなので高域は聞こえないので、気のせいかもしれませんが。。でもアップサンプリングよりDSDアップサンプリングは好みの音です。
DSDだとクロックの精度だとかアナログ回路の良さが問われて、こんな安物でDSDなんて意味ないって思われがちですが、
真空管アンプもそうですが、原音に忠実な再現性?とかじゃなくて心地よい音質(自分にとってですけど)が重要なんだと思います。それならイコライザーでなんとかなるんじゃね?と思いますが、明瞭な感じが違う気がして、一つ一つの楽器がはっきりするところがDSDの特徴なような気がしてます。
なんかボキャブラリがないので伝えたいことが伝わらない気がしてますが、このアプリ切り替えは再生中にもできるので、試してみると面白いですよ。好みの音が見つかるかもです。